オーデマピゲ ロイヤルオーク 15450ST.OO.1256ST.01
今回ご紹介する時計は、
世界三大時計メーカーのオーデマピゲ、『 ロイヤルオーク 15450ST.OO.1256ST.01』です。
デザインは故 ジェラルド・ジェンダが手掛けた事でも有名です。
1972年に誕生したロイヤルオークは40年以上経った今でも、
基本的なデザインは変更されることなく、人々に愛され続けています。
初めに基本的なスペックです。
型番 15450ST.OO.1256ST.01
ステンレス素材
サファイアクリスタル風防
ケース径 37mm
ケース厚 9.8mm
重さ 128g
自動巻き Cal.3120
振動数 21.600
パワーリザーブ 60時間
50m防水
シースルーバック仕様
国内定価 1,782,000円

左がケース径41mmのロイヤルオーク 15400
このロイヤルオーク15450ST.OO.1256ST.01 はケース径37mmの小振りな時計です。
ブレスの長さは最大約16cmあるので、よほど腕が太い人でなけば男性でも着用可能です。
現行品のケース径41mmはちょっと大きすぎて苦手だという人にも選ばれます。
画像で分かるように、たった4mmの違いですが、かなり大きさが違いますね。
オーデマピゲ ロイヤルオーク 15450STを細かく見ていきます
デザインは、3針で日付表示機能のみのシンプルですが、オクタゴン型のケースで、
あえてベゼルを固定している8本のネジが剥き出しになっている、ロイヤルオークらしい時計です。
ステンレス製ですが、質感と輝きはまるでホワイトゴールドでできているような感じがして、
とても高級感があります。
画像では伝わりずらいので、皆さんには実際手に取って見ていただきたいです。
針・バーインデックス・ベゼルのネジは全てホワイトゴールド製で出来ています。
またルミネサント加工されているので、針とインデックスは暗闇で光ります。
文字盤は見る場所や、光のあたり加減によってホワイト色やシルバー色に見えたりします。
文字盤には、オーデマピゲの特徴的な『グランド・タペストリー』がデザインされています。
こんなに細かい仕上げをするのは、手間暇掛かって大変そうですね。
針もキズやバリなどが一切なく、キレイに仕上げがされています。
時計の裏側はシースルーバック仕様なので、ムーブメントが覗けます。
22金製のローターには、オーデマピゲのロゴと、創業者二人の両家の紋章が彫られてます。
ムーブメントも手抜きなく、しっかりキレイに仕上げがされています。
ちなみにケース径41mmの15400STのムーブメントもまったく同じCal.3120を搭載しているので、
機能的な差は、15450STも15400STもほとんどないと言えます。
ベゼルは、正面はヘアライン仕上げで、側面はまったく曇りやゆがみのない鏡面仕上げ。
機械にはできない繊細な作業を要するので、熟練の職人が手作業で仕上げていきます。
ベゼルを磨くだけでも何十もの工程が必要なほど、手間暇かけて仕上げられています。
ケースの角はエッジが効いていて、シャープでトゲトゲしいですが、
パーツごとに全てキチンとフチどり仕上げがされていて、
実際に触れてみるとすごいなめらかで、すばらしい仕上げです。
この角度から見るとラグ部分の仕上げがスゴイことが分かります。
ケースはサイドはキズが目立ちにくいヘアライン仕上げ。
リューズには『AP』ロゴが入ってます。
ロイヤルオークはそのシャープなデザインの為か、
リューズガードがないので、リューズ破損のリスクが高くなるので少し心配です。
あとは、リューズが比較的小さいので、人によっては操作しずらく感じてしまうと思います。
バックルは、観音開きタイプのシングルロックタイプ。
ブレスの駒はロレックス等の他のブランドにくらべて、駒一つ一つが小さく作られています。
これが時計を着ける人のどんな腕の太さにも対応でき、抜群の装着感を生み出します。
上下のプッシュボタンを押すと、簡単に外せます。
クラスプ部分にはオーデマピゲのロゴが小さく入っています。
普段着けていたら分からない場所にも手を抜かないのは、さすが名門時計ブランドです。
付属品
全的にグリーンカラーを基調としたカラーリング。
木製の箱は重量があって高級感があります。
箱だけでも結構お値段がしそうなくらい、作りがしっかりしています。

取扱説明書と保証書

保証書の中身
オーデマピゲは珍しく冊子タイプの保証書を発行しています。
この冊子はかなり分厚く、しっかりとした作りで出来ています。
ロレックスみたいにカード式の保証書の方が、収納場所も問わないので良いと思いますが。
オーデマピゲ ロイヤルオーク 15450STを実際に着けてみた
腕に着けてみるとこんな感じです。
ケース径が37mmで比較的小振りですが、
リューズ部分と、ラグとブレス部分の長さを合わせると、
実際の数字より大きく見えるので、小さすぎるということはないと思います。
なので、ケース径41mmの15400STは実際腕に着けるとかなり大きいので、
多少使い勝手が悪いと私は思います。
ケースが大きい分ぶつけやすく、ベゼルやケースサイドエッジ部分をぶつけて、
ロイヤルオークの良さをなくしてしまう可能性が高まります。
ケース厚は9.8mmで特に分厚い訳ではないので、着けていてほとんど気になりません。
時計全体の重さが128gで比較的軽い事と、
計算してデザインされたブレスが腕にフィットするので、着け心地は非常に良いです。
ただ、ボーイズモデルなので、フルに駒があっても腕回り約16cmまでしか対応できません、
175cm 72Kgの少しガタイがいい私が着けても、結構ギリギリの長さしか駒がないので、
腕が太い人は駒を買い足す必要がありそうです。
オーデマピゲ ロイヤルオーク 15450ST.OO.1256ST.01の相場
・ロイヤルオーク 15450ST.OO.1256ST.01
国内定価 1,782,000円
実勢価格 新品 150万円~ 中古品 138万円~
・ロイヤルオーク 15400ST.OO.1220ST.02
国内定価 1,944,000円
実勢価格 新品 170万円~ 中古品 138万円~
新品だと価格差が出ますが、中古品ならほとんど同じ金額でどちらも入手可能です。
国内定価は20万円の差があるのに、中古品になるとほとんど金額差がなくなるということは、
15450STの方が需要があるということでしょうか?
でも人気は15400STの方が確実にあると思うので不思議です。
どちらのモデルも内臓されているムーブメントはまったく同じですし、
全体的な作りも同じなので、15400STは値段的に厳しい人なら、
多少お安い15450STを代わりに購入するのも良いと思います。
他にもこんなモデルがあります
オールステンレス製のロイヤルオークじゃ物足りないって方には、こちらのモデルもおススメです。

ステンレス×ピンクゴールド製 2,592,000円

ステンレス製 ダイヤモンドベゼル 2,376,000円

ローズゴールド×革ベルト 3,078,000円

イエローゴールド製 4,752,000円
via www.audemarspiguet.com